アミノ酸とたんぱく質
驚異の栄養素



私たちは、なぜ食べ続けなければならないのか。

それは生体内で絶え間のない分解と合成が繰り返されているためである。

食物に含まれるタンパク質はアミノ酸に分解され、体内に吸収されると、一部はタンパク質に再合成されて筋肉や臓器などを作る。

人体の構成成分のうち約20パーセントは20種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質だ。

人はアミノ酸を摂るために食べているのである。

体脂肪のようなエネルギーの貯蔵形態と異なり、基本的に私たちはタンパク質を「貯める」ことができない。

身体を構成しているすべてのタンパク質は、高速度の分解にさらされている。

だから、私たちは毎日、およそ60グラムのタンパク質を分解して体外に捨てている。

それゆえ、毎日60グラムのタンパク質を食品として摂取し続けなければならない(60グラムは乾燥重量として)。

では、なぜ、身体はタンパク質をタンパク質として吸収せず、わざわざ分解と合成を繰り返すのだろうか。

それは、生命には「時間」があるからだ。

いかなる生命も行き着く先は死である。

しかし、分解と合成を繰り返し、白分の身体の傷んだ部分を壊しては作り直すことで、生命は一直線に死へ向かうことに抵抗しているのである。

壊れても買い換えれば事足りる機械と違って、身体に代替品はない。

しかし、見た目にはわからないが、実際に生物は一定のバランスを保って身体を新しく作り替え続けている。

私たちは普通、自分の身体の中を覗いて見ることがないので「食べ過ぎてお腹をこわした」とか「お腹が空いて元気が出ない」とか、目に見えてわかる体調の変化や感覚を頼りに身体の状態を捉えている。

「アミノ酸が身体を作る」と言っても、外科医でさえ、身体のここはこのアミノ酸でできているなどと見分けられるわけではない。

しかし、身体のあらゆる部分は、ほとんどアミノ酸が結合してできたタンパク質と水分とで構成されている。

だから、今日、食べた肉のアミノ酸が身体のどこへ行くかというと「全身どこへでも」なのだ。

食べた肉、つまりタンパク質は、口から胃、小腸へと移動していくあいだに消化酵素によってアミノ酸に分解される。

小腸で吸収されたアミノ酸は血液によって全身に運ばれ、そこで再び合成され、タンパク質となって身体の一部になる。

もし機械の部品を交換するように、口から摂取した新しいタンパク質をそのまま体内のせん古いタンパク質と置き換えられるなら、そのほうが効率がよいようにも思える。

しかし、食物のタンパク質は、人の身体を作るタンパク質と同じではない。

食物タンパク質には、もとの生物の情報が含まれている。

そのため、摂取したタンパク質をまず一つ一つのアミノ酸にまで分解し、再合成する必要がある。

それは、文章を解体して、アルファベットにバラしてから、もう一度、自分の文体に書き直すことに似ている。

ゆえにタンパク質の分解と合成の流れは止まらない。


しかも、あらゆる細胞で、どのタンパク質が分解され、どんなタンパク質が再合成されなければならないかは、生命体の置かれた時間と環境の中で、刻一刻、変化し続ける。

そのために、絶え間なく流れゆく粒子のレベルを、タンパク質の一段下のアミノ酸のレベルにおいて、分配と調整を維持しているのである。

つまり身体というものは、ある決まった状態をとどめていることは一瞬たりともない。

眠っているときも食べているときも、身体中でいつも新しいアミノ酸を必要とし、それを使って身体を分解、合成し、代謝物を排出するという循環を続けている。


ヒトは20種のアミノ酸から、身体を作るのに必要なタンパク質を合成している。

もし、そのアミノ酸が不足したらどうなるか。
11種の非必須アミノ酸なら、細胞の中にある材料を使って補給できる。

しかし、9種の必須アミノ酸はそうはいかない。


体外からの摂取量が不足したら、タンパク質の合成を諦めねばならなくなる。

これを象徴的に教えてくれるのが、いわゆる「アミノ酸の桶の理論」である。

今、桶はプラスチックがほとんどだけれど、昔よく使われていた木製の桶は、縦に置いた何枚もの板を竹で締め上げて作る。

このとき、1枚の板が短かったらどうなるか。

当然、水はその板の高さまでしか入らないことになる。

他の板に十分な長さがあったところで、その長さはまったく意味を持たない。

無駄になるのである。

9種類の必須アミノ酸をバランスよく摂取しなければ、身体は少ないものに合わせてタンパク質を合成する。

1種類でも不足すれば、他の余分なアミノ酸は捨てられる。


これはヒトを含めた個々の動物にとって、言うまでもなく不経済なのだが、問題はそれにとどまらない。

集積すれば地球規模の問題に発展する。

世界規模でアミノ酸バランスに偏りが生じ、捨てられるアミノ酸が増大していく。

すてられるアミノ酸は窒素化合物として排泄される。

これが、地球の窒素の大循環に多大な影響を与えることになるのである。

必須アミノ酸が不足するともこれと同じことか起こる。

たとえばリジンが不足したとすると、他のアミノ酸がいくらたくさんあっても身体から抜けていってしまう。

リジンが多く含まれるのは、肉類や乳製品である、トウモロコシや小麦とともにこうした食物を摂らないと、せっかく摂取した他のアミノ酸が無駄になってしまう。

これはリジンに限ったことではなく他の必須アミノ酸も同様だ。

トリプトファンは大豆には多く含まれるが、トウモロコシや精白米には少ない。

私たちが多くの食材をバランスよく食べなければならないのは、このためである.

ちなみに、ヒトにとって最もアミノ酸バランスのよい食材の一つが鶏卵である。

私たちが必要とするアミノ酸が、必要とするバランスで含まれている.

運動、老化にはBCAAが効果的

ハードで長時間にわたる運動時には多量のエネルギーが必要となる。

このとき、私たちの身体は筋肉中のたんぱく質を分解し、アミノ酸に変えてどんどん消費する。

タンパク質を含む食物を摂り、アミノ酸に分解していては間に合わないので、とりあえず筋肉中のタンパク質を使用するのである。

筋肉中のタンパク質に含まれるアミノ酸の約35パーセントを占めるのがバリン・ロイシン、イソロイシン。
「BCAA(Branched Chain Amino Acid=分岐鎖アミノ酸)」と呼ばれる必須アミノ酸だ。

BCAAは筋肉そのもののエネルギー源となり、身体全体のエネルギー源となるブドウ糖が不足したときに
も使われる。

不足時に即座に働くので、BCAAをこまめに補給すれば、疲れを感じにくく、持久力アップも期待できる。

激しいスポーツをすると、私たちは筋肉痛に襲われるが、これは筋肉中のアミノ酸が大量に消費されて生じた損傷の修復時に起こる。

筋肉痛が起きそうな運動をしたときは、早めにBCAAを摂るとよい。

筋肉自身のダメージが軽減されるから、筋肉痛もひどくなく、早く改善される。

そしてこの時、私たちの身体(筋肉)は以前よりも強化される。

いわゆる筋トレの成果が現れるのである。

BCAAは、加齢による衰えを少しでも食い止め、高齢者の筋力アップにも活用できる。

近年、問題視されるロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)対策としても大きな効果を期待できるのである。

ロコモティブ・シンドロームは、日本整形外科学会が2007年に提唱しました。

略してロコモと言われているが、骨や関節、筋肉、神経などが衰えて「立つ」「歩く」といった日常の動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまうこと、またはそのリスクが高い状態のことを言う。

高齢化社会の日本では重要な課題とされ、50歳以上の人の7割に可能性があるそうだ。

家の中でも滑ったり転んだりする、片脚立ちで靴下が履けないなど「今までにない自分」を感じている人はロコモ予備軍の可能性がある。

ロコモの直接的な原因は、@バランス能力の低下、A筋力の低下、B骨や関節の病気、と言われており、ここでもBCAAの摂取が効果的である。

筋肉を作るのに役立つ3つのBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)の中でも特にロイシンを多く摂取し、そのうえで適度な運動を心懸けると、筋肉量が増え、筋力が向上し、運動能力の改善に繋がると言われている。


(出所:新版動的平衡2 福岡伸一著 小学館新書 2018-10-08)

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アミノ酸で体の調子がどんどんよくなる!―お医者さんがすすめる「驚異の栄養素」



     







ビタミンCの免疫機能強化
ガン細胞に対する選択毒性


ビタミンCが不足すると病気や老化のもと

健健康づくりに欠かせないビタミンC、生命科学の進歩により体内のビタミンCの働きについて新しいことが次々と分かってきた。

ビタミンCは90年以上前に、かんきつ類に含まれる、壊血病を予防する成分として発見された。

しかし、体内におけるビタミンCの機能や、どれぐらい摂取することが必要かなど基礎的なことは長い間分からないことが多かった。

ビタミンCは体内で血管、皮膚、骨などをつくるのに欠かせないコラーゲンの合成に必要なほか、よく体内に生じた“サビ”とも表現される活性酸素の除去にも重要な役割を果たしている。

そのため、不足すると肌の老化が進んだり、生活習慣病を悪化させたりするなど、さまざまな加齢変化を促進することも分かってきた。

加齢性疾患に対するビタミンCの効果を確かめるための臨床研究もはじめられている。


ビタミンCと心の関係に関する研究成果もある。

ビタミンCは私たちが興奮したときに分泌される神経伝達物質であるアドレナリンの合成にも欠かせない。

抑うつ症状などがみられることなどが知られてきた。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予防と治療効果だ。

COPDは喫煙者などに多くみられる肺の病気で、肺の内部で酸素を取り込む肺胞の細胞が加齢とともに少しずつ破壊されていく病気。

実験では、ビタミンC不足の状態で育てたマウスは喫煙によりCOPDが進行し肺気腫などを起こすが、ビタミンCを十分与えると予防できた。

また肺気腫はビタミンC不足では喫煙を止めても治らなかったが、十分に与えた場合には改善した。

実験に参加した順天堂大学大学院医学研究科先任准教授の瀬山邦明さんは「COPDの患者は血液中のビタミンC濃度が低い傾向にあるため、患者にはビタミンCを積極的にとる生活指導をしてきた。

今回の研究成果をきっかけに、病気の進行を食い止めたり症状を改善したりできればと期待している」と話す。

ビタミンCが不足しない食生活とはどのようなものか。

「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省、2010年版)では成人の推奨量を1日100ミリグラムとしている。

心臓血管障害などの生活習慣病を発症しない最低レベル」とみている。

「医薬品のように厳密に投与量を決める臨床試験を行うことは難しいが、基礎研究の成果からは、ビタミンCの成果を積極的に利用するためには、より十分な量が必要と考えられる」と話す。

実際、喫煙者は推薦量以上の摂取が必要なことが分かっている。

精神的ストレスがある人、激しい運動をする人、高齢者などビタミンCの吸収が低下している人なども、たくさんのビタミンCが必要だと言える。

ビタミンCは一度にたくさんとると吸収率が低下するため、1回あたり100〜300ミリグラムを1日3回程度とることを提案している。

そのためには1日3回の栄養バランスのよい食事をとること。

ビタミンCは穀類や魚類などはあまり含まれていないが、ジャガイモなどの芋類、根菜類、豚肉などには比較的多く含まれる。

例えばジャガイモはビタミンCがでんぷんに守られ加熱しても壊れにくいなど、意外なビタミンC補給源だ。

そしてビタミンCを消耗しない生活を心がけよう。

まずは禁煙。

そして、精神的ストレスを上手に解消することも重要だという。

「レモン1個分」は20ミリグラム

現在では、ビタミンCはブドウ糖を原料に工業的に生産されている。

清涼飲料水や栄養機能食晶などに栄養素として用いるほか、他の栄養素を酸化から守る酸化防止剤としても利用されている。

「朝食をトーストとコーヒーですませるなどビタミンCが足りない場合は、含有量が明記された清涼飲料水などを利用するのも良いと思います。

「レモン何個分のビタミンC」と表現される場合もあるが、1個分はビタミンC20ミリグラムと覚えておくと摂取量が分かります。


 日経2013-10-26 ライター荒川直樹



超高濃度ビタミンC点滴療法

アスコルビン酸は選択的にガン細胞を殺す ー過酸化水素を組織に運ぶプロドラッグとして作用ー(2005)

同学術論文掲載ダウンロード http://www.pnas.org/cgi/content/full/102/38/13604

ビタミンCを点滴すると、口からの摂取に比べ、50〜100倍の高濃度で摂取できる。

体内に病気の細胞があると大量の過酸化水素を発生させることにより、ガン細胞に対しては毒素と同じ働きをして攻撃するが、正常な細胞には全く無害である。

ビタミンCは健康に大変良いと言われているが、もっとすごい働きがあると考えるドクターが増えている

これらのドクターは重篤な病気と闘っている患者の血管の中に直接、ビタミンCを注入している。

NIH(米国国立衛生研究所)の傘下にある国立糖尿消化器腎臓病研究所のマーク・レバイン博士が研究発表を行ったことにより、超高濃度ビタミンC点滴療法への関心が高まっている。

FDA(米国食品医薬品局)、NCI(米国国立ガン研究所)、NIH、そしてアイオワ大学が共同で行ったマーク・レバイン博士の研究は、ビタミンは化学療法と同じ作用をもつが、正常細胞には無害であり、辛い副作用もなく、しかも低コストであるというメリットがあることを示唆している。(2006年11月8日米国ABCニュース特番)

ビタミンCが抗酸化ビタミンであり、免疫機能を高める働きを持つことは多くの人に知られている。

免疫機能が強化されれば、発ガン防止に大きな役割を果たす

ビタミンCは体内でコラーゲンの生成に関与していることも知られている。

コラーゲンは真皮、靭帯、腱、骨などを構成するたんぱく質である。

ガン治療にビタミンCを使うことについては、論争の歴史がある。

ドクターキャメロンやポーリング博士は毎日10グラムのビタミンCを投与することによって、ある種のガンの治療効果があり、患者のQOC(クォリティ・オブ・ライフ)が向上するとの報告を行った。1976年、1978年に米国科学アカデミーに論文が掲載された。

1979年に政府機関であるメイヨークリニックの研究グループは同量のビタミンCを投与し、二重盲剣法による臨床試験を行った.。

延命効果もQOLの向上も認められないとの研究結果をニュー・イングランド・ジャーナル・オフ・メディスンが発表した。

この結果、ポーリング博士のビタミンC療法の見解は否定された。 

メイヨークリニックは1985年にも、ビタミンCの大量投与が進行ガンに対して無効であるという結果を発表した。

メイヨークリニックの研究グループによって効果を否定されたことが、その後のビタミンC療法に大きな影響を残した。

ポーリング博士らはビタミンCを点滴と経口によって投与する研究を行っていたのに対してメイヨー・クリニックのグループが行った研究は経口投与のみによるものだった。

ビタミンCは投与の方法によって、血中濃度に大きな差が生じることがわかっていなかった。

ビタミンCのガン治療効果に最初に着目したスコットランドのドクター・キャメロンと、ビタミンCに大きな関心を持っていたポーリング博士は、ビタミンCが体内に入ることでガン細胞の周りにコラーゲンの膜を作り、ガン細胞の成長を抑制するのではないかと考えた。

しかし、RECNAで研究を進めていた科学者達は、ビタミンCの持つさらに強力なパワーを突き止めるに至る。

ビタミンCが活性酸素の一種である過酸化水素を発生させ、選択的にガン細胞を殺すことを突き止めたのである。    
     

ビタミンCがガン細胞を殺す 杏林大学保健学部教授 柳澤厚生 角川SSC新書



     


ビタミンC(アスコルビン酸 ascorbic acid)無色の結晶の水溶性ビタミン・化学的にはアスコルビン酸のL体。

アスコルビン酸 ascorbic acidの名称は抗壊血病因子を意味する(a+scorbia)で、scorbiaは壊血病を意味するラテン語。

1920年、英国のジャック・セシル・ドラモントがオレンジの果汁から抗壊血病因子として発見した。

1933年、有機合成に成功。ほとんどの動物は体内で(グルコースを原料として)ビタミンCを合成出来るが、ヒチとサル・モルモットなどは作ることが出来ない。

体を維持するのに不可欠なビタミンC。

ビタミンCが欠乏すると細胞の組織が壊れて出血する壊血病になること、壊血病は大航海時代の船乗りたちが怖れた病気だった。

これを防ぐために、船乗りたちは、ビタミンCがたっぷりで、保存できるジャガイモを大量に船に積み込み長い航海に備えた。そのときに船内で考案された料理に“肉じゃが”がある。

厚生省の定める現在のビタミンCの成人の所要量は1日50mgで、ビタミンCの欠乏による壊血病はこの量で十分防ぐことが出来る。

平成9年度の国民栄養調査によると、日本人は平均1日135mgのビタミンCを摂取している。

ただ問題は、たとえ壊血病を予防できる量でも、風邪や公害物質や活性酸素の害を防ぐのに十分でない可能性がある。

ビタミンCを体内で合成できるラットなどの動物に様々な公害物質、例えばPCBを与えるとビタミンCを正常時の40倍も大量に合成して対抗する。

今後の栄養所要量は、長期に渡って生活習慣病や様々な害に対抗できる十分な量にすべきである。

米国の栄養所要量を決めている国立公衆衛生研究所のM・レビン博士は最近、ビタミンCの所要量は1日200mgにすべきだとする論文を発表した。

これは7人の被験者を4〜6ヶ月隔離して、1日30mg 〜2000mgのビタミンCを投与した試験の結果である。

広島県立大学生物資源学部の三羽信比古教授らは、大量のビタミンC(アスコルビン酸)をガン細胞に与えると転移が起きにくくなることを動物実験で確かめた。

ガン細胞内の有害な酵素の働きが弱まり、転移する能力が下がると言う。

ネズミを使った実験では転移を通常の3〜4割に抑制できた。

ビタミンCはそのままの形では細胞に入りにくいので、リン酸基をつけるなど一部の構造を変えた『ASC2P』と呼ぶ物質を合成した。

この物質は細胞に吸収されてビタミンCに変わり、細胞内の濃度が通常の40倍近くまで高まる。
  
ヒトの線維肉腫ガン細胞を培養してASC2Pを加えたところ、ガン細胞の転移能力を示す浸潤能が1〜2割に減少した。

メラノーマ(悪性黒色腫)が出来たネズミに注射すると、メラノーマの転移は通常の3〜4割に減った。

ガン細胞はMMPという酵素を合成し、この酵素が周囲の細胞間を埋めている物質を溶かすことによって、他の場所に転移するための通り道を作る。

三羽教授によると、ビタミンCはガン細胞に作用して、この酵素を合成する遺伝子が働かないようしている。

ガン細胞の運動能力を失わせる作用もあるという。

ビタミンCは正常な細部に対して害が少なく、三羽教授は“転移抑制剤として有望だ”と話している。

研究は富山医科薬科大学・昭和電工と共同で実施した。ストレスに対してビタミンCが有効である。

寒さや騒音・外傷・ヤケド・対人関係のもつれなど物心両面のストレスが加わると、副腎皮質ホルモンの分泌が盛んになる。

副腎は他の臓器よりもビタミンC所要量が多いので、どんどん消費される。

加齢と共にビタミンCの吸収率が低下すると共に、精神的ストレスが加わるとビタミンCの消耗が激しくなる。

なぜなら、ビタミンCには、ストレスで体内に発生した活性酸素を除去する働きがあるためである。

酸素は空気の20%以上含まれると、私たちのからだにダメージを与えることが分かっている。

未熟児が病院で、過剰の酸素を与えられたことで失明するという事故から、広く知られるようになったのが、いわゆる未熟児網膜症である。

私たちのからだは、60兆もの細胞から出来ているが、その1つ1つにはミトコンドリアと呼ばれる小さな発電所がある。

ここでは酸素を原料としているが、その2%が産業廃棄物に相当する大変活性の強い酸素を生成することになる。

活性酸素とは、周囲の物質を酸化させることで、原子核の周りの電子数が変化して不安定になった酸素のことである。

酸素は非常に激しい元素で、物質と結びついて、それを燃やしたり、鉄にくっついてサビさせたりする。

この「ほかのものと結びつく力」が異常に強まった激しい酸素が『活性酸素』である。

活性酸素の活性とは酸化力(他の原子や分子から電子を奪い取る)のことである。

活性酸素は、その激しい酸化力で、重要な臓器や細胞を手当たり次第に攻撃し、それらをサビさせて、病気や老化の原因をつくる張本人である。

高血圧、心臓病、脳出血、糖尿病、肩こり、肌の衰えなど様々な悪作用をするのが活性酸素である。

さらに不都合なのは、活性酸素は、体の中の飽和脂肪酸と手を結び『過酸化脂質』という悪玉物質を作る。


これは、脂肪のヘドロのようなもので、それ自体が毒性を持つのはもちろん、血管にベッタリとくっつき血液の流れを悪くしてウッ血させたり、新陳代謝を妨害する。http://www.naoru.com/v.c.htm

ポーリング博士のビタミンC健康法 (平凡社ライブラリー)








ティートリー(TEA TREE)
自然の抗真菌薬



ティートリーは、強い殺菌・消毒作用や免疫力向上作用があります。

第二次大戦中には創傷の手当てのために救急用キットにも加えられ、現在ではオーストラリア政府の科学的研究により、このオイルの免疫増強作用やウィルス・微生物・菌類への有効性が証明されています。

特に水虫の治療薬としても優れものです。

オーストラリアの先住民、アボリジニが万能薬として古くから愛用してきた植物で、白癬菌やカンジタ菌などの幅広い種類の細菌や真菌に対して強い殺菌力がみられ、その殺菌力は99.9%ということが証明されています。

植物由来で副作用もほとんどないことから「自然の抗真菌薬」として、民間療法で広く使用されています。
アボリジニがこの木の葉でお茶を入れたことからティートリー(Tea Tree)と名づけられたのです(ツバキ科のお茶の木とは別の植物です)。

エッセンシャルオイルは高度に濃縮されているため基本的には希釈して使用しなければいけないのですが、ティートリーとラベンダーだけは原液を肌に付けることができます(敏感肌の方は特に、予めパッチテストを行ってください※)。

「ティートリーオイル」は亜熱帯地域に生育している常緑植物で、ヒノキに似た爽やかな香りが特徴です。

オーストラリアの先住民、アボリジニが万能薬として古くから愛用してきた植物で、白癬菌やカンジタ菌などの幅広い種類の細菌や真菌に対して強い殺菌力がみられ、その殺菌力は99.9%ということが証明されています。

植物由来で副作用もほとんどないことから「自然の抗真菌薬」として、民間療法で広く使用されています。

ティートリーオイルがいんきんたむしの原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌することは、多くの臨床実験で証明されています。


ティートリーオイルの殺菌力がすごい!

ティートリー油は、0.5%から1%未満の濃度に希釈した場合でも、幅広い種類の細菌や真菌に対して強い殺菌力がみられ、タンパク質に直接はたらくため耐性菌も発生しにくい。

歯周病、消毒、傷、火傷、カンジダ、白癬など菌が原因とされる疾患の殺菌を目的として全身に広く用いられる。防臭効果もある。火傷や関節痛の痛みを軽減する。

自然の抗真菌薬として、口角炎などに民間療法で用いられる。
口腔内のすぐれた殺菌作用や口臭予防作用があり、入れ歯の殺菌剤としても有効であった。

ヒトから採取した歯垢にティートリーを混ぜ、ティートリーを除いてから培養し10種の菌を観察した結果、ティートリー1%濃度の液では99.9%が殺菌され、原液では全く菌の発育が観察されなかった。

口腔細菌の発育を抑制し、歯垢形成を抑制するためティートリーを配合した歯磨き剤や洗口剤がある。

精油の臨床研究は、主に足白癬に関するものである。

水虫や魚の目、タコなどの足の症状60例に対し、38例が顕著な効果、20例に良好な効果があった。

にきびや口腔のカンジダ、皮膚のカンジダ、皮膚炎・湿疹、ヘルペス、爪・股・足の白癬に用いられ、被験者50名のうち1名を除き、症状の完治か顕著な効果があった。

また、医薬品よりも副作用も少なかった。

ウィキペディアより一部抜粋 : 米国カリフォルニア州の「ビューティーアンドヘルスリサーチ社」より


精油の中でも抗菌・抗ウィルス作用がケタはずれに高いティートリー「学名は、Melaleuca alternifolia。」

ティートリーには、殺菌作用が強いテルピネン4オールという成分が豊富に含まれています。現在ではその効能が広く認められていて、オーストラリアの重要な輸出品になっています。

成分は大きく分けて4種類です。

・モノテルペンアルコール類(30〜50%)……強い殺菌、抗真菌、抗ウィルス
・モノテルペン炭化水素類(40〜60%)……空気中の酸素と反応して分解し、雑菌を退治
・セスキテルペン炭化水素類(2〜10%)……消炎、抗アレルギー
・オキサイド類(2〜10%)……気管支粘膜に作用して痰を出しやすくします。



オーストラリア産 ティーツリーオイル 100%ピュア 60ml

 

ーTea Tree Antiseptic Ointmentー ティーツリー アンティセプティックバーム

 

Herbal Life ティートゥリー 10ml

 


Tea Tree Oil―女性を輝かせる伝説の精油




   



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